頚髄を損傷すると、
手にも障害が残るのをご存知ですか?


首にある神経が、
関わっているからなんです。

いわゆる、
四肢麻痺って言います。

足だけでなく、
手までが不自由になるので、
大変なんです。^^;
 
 
 
 
そこで今回は、
頚髄を損傷し28年経つ私が、
握力が無い事実をお伝えしますね。

後半には、
動かないなりに工夫している内容を、
掲載していますよ。
 
 
参考にしていただければ、
書いた甲斐があります。^^

 
 

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頚髄損傷者の握力は回復するの?

 
頚髄損傷者には、
完全損傷と不全損傷があります。

過去に詳しく書きましたので、
お読みいただけるとありがたいです。
 
 

 
私は完全損傷のため、
この記事内容は自分の体をもとに、
お伝えさせていただきますね。

ご了承願います。
 
 
 
 
冒頭でお伝えしたように、
私のような頚髄の完全損傷は、
胸から下の感覚が無くなるのです
頚髄損傷者の後ろ姿
完全に、
車椅子での生活になります。

写真は、
バスケの練習後に、
飲食店で撮った様子ですね。
 
 
それだけでなく、
手にも障害が残るのです。

だから、
健常者の時のように、
握る事ができなくなります。

残念ながら完全損傷の場合は、
今の医学だと、元に戻りません。

一方、不全損傷の場合、
杖をついたり、伝い歩きできる場合もありますが、
完全に元に戻ることはないです。
 
 
ただ、
リハビリするという名称を、
聞いたことがあると思います。

頑張りさえすれば、
元通りに治るのでしょうか?
 

頚髄損傷者の握力はリハビリすれば元に戻るの?

 
リハビリすれば、
治るような気がしますが。^^;

実際は、
怪我する前の体に戻れるのではなく、
違う意味だったのです。
 
 
リハビリという、
本当の内容がこちらになります。
 
  • リハビリ - 残存機能を活かして、在宅復帰や自立生活をめざすこと
  ※残存機能 - 障害の持っていない部分
 
こちらも以前に書いた記事がありますので、
時間がある際に、
お読みいただけるとありがたいです。
 
 

 
リハビリするということは、
魔法を使うようなわけではないのです。

というのも、
麻痺した部分を元通りに戻すことは、
できません。

現在の動く部分を使い、
いかにして生活できるようになるか?
ということが本来の意味なんです。

だから、リハビリしても、
握力が戻る事はありません。
手のひらが拘縮してグーに
写真のように、
時間が経つと動かない指は、
拘縮してグーになってしまいます。
(※指を伸ばすのであれば、障害が固定するまでケアが必要)

手のひらを開いたまんまのように、
伸ばしておく方法もあるのですが、
私は写真のような感じに。

このほうが、
使い勝手もいいような気が。^^;
 
 
次の章では、
その理由についてお伝えします。

 
 

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頚髄損傷者の握力が無い場合の普段とは?

 
私の指は動きませんが、
このようにして使用しています。
 
  • 物を摘まむとき - 親指を舐めて濡らし、人差し指との間に挟む
  • パソコンのキーや携帯のボタンを押す - 曲がった小指で押す
  • キーフォルダーや輪っか - 曲がった指を引っ掛ける
 
詳しく説明させていただきますね。
 
 
≪物を摘まむとき≫

写真は、
十円玉を摘まんでいる様子。
頚髄損傷者が10円玉をつまむ
挟んでいると言ったほうが、
いいかもしれませんね。

年を重ねると、
指先の脂が無くなり
紙をめくるとき舐めませんか?^^;

指が湿っていると、
滑り止めになるのです。

挟むだけでも、
持ち上げられますよ。^^
 
 
≪パソコンのキーや携帯のボタンを押す≫

写真は、
小指でパソコンのキーを、
打っている様子。
頚髄損傷者がパソコンのキーを打つ
装具を使わないので、
スピーディーに文章を、
作成することができます。

片腕での文字打ちですが、
毎日のキーボード使用のせいか、
チャットも難なくこなせますよ。^^

日々の積み重ねで、
なんでもクリアーすることが、
可能なんです。
 
 
≪キーフォルダーや輪っか≫

写真は、
曲がった小指に、
キーフォルダーを引っ掛けた様子。
頚髄損傷者がキーフォルダーを引っ掛ける
指がこの状態だと、
たとえ握ることはできなくても、
利用できます。

輪っかを作る工夫も、
必要になってきますね。
 
 
このように、
指が動かなく、どんな状態であっても、
慣れてきますから。^^
 

頚髄損傷者の友人たちは何するのに苦労しているの?

 
私の所属するバスケチームに、
頚髄損傷者の選手が、
数人います。

彼らも手の握力は無く、
手作業は苦労していますね。^^;

私たちが共通して言えるのは、
指が伸び切っていないことです。

そのため、
以下の事をするときに、
苦労すると言っています。
 
  • ハンドルに付いている手の装具をつける時
  • バスケ用の手袋に手を通す時
  • ハンドソープで手を洗う時
 
指が動かないのは、
もちろん都合悪いです。

しかし!

プラス上記以外は、
不自由と思うことは、
なくなってきましたよ。

出来ない事は、
他人に手伝ってもらうのを、
前提にしていますからね。^^;
 
 
ただ、見た目もあるでしょう。

担当医さんや看護師さん、作業療法士さんと、
どのような形で固定するのか、
相談したほうがいいですよ

(※方針があるでしょうし。)

仮に、指が拘縮してグーになっても、
なんとかなる!
ってこと。^^

また、私で良ければ、
疑問になる事があれば、
聞いていただければ幸いです。

応援していますね。^^
 

まとめ

 
今回、
頚髄損傷と握力について、
私の経験からお伝えしました。

温かい目で、
見守ってあげれば、
良いと思いますよ。^^
 
■今日のまとめ■

    頚髄損傷者の握力は回復するの?
  • 現代の医学では、元通りにならない
 
    頚髄損傷者の握力はリハビリすれば元に戻るの?
  • リハビリしても、元通りにならない
 
    頚髄損傷者の友人たちは何するのに苦労しているの?
  • ハンドルに付いている手の装具をつける時
  • バスケ用の手袋に手を通す時
  • ハンドソープで手を洗う時
 
最初はつらいですが、
時間が解決してくれるのです。

支えになってあげれば、
心強いと思いますよ。^^
 
 
 

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